旗のお手入れ
ご使用を続けているうちに、ほつれてきたり、色があせてくるのは、仕方のないことです。
しかし、少し注意していただくと、長持ちさせることはできます。
化繊生地の場合
(ポンヂ、トロピカル、トロマット等)
綿素材にくらべて安価な化繊の生地は、厳しい条件下で使われることが多いようです。風にはためくことによって、生地の端に負担がかかり、ほつれてきます。なるべく長くご使用になりたい方には、三巻き縫製をお勧めします。
通常、生地は熱を加えてカットするだけ(ヒートカット)ですが、三巻き縫製の場合は、カットした部分を2度折り返して縫製します。ヒートカットにくらべて、ほつれにくくなります。
また、旗が、なにかものにぶつかってしまうような場合は、三巻き縫製したものでも、すぐにほつれてしまうので、障害物がない場所でのご使用をお願いします。
汚れてしまった場合でも、洗濯はしないでください。柔らかい布を水で濡らして、よごれをふきとるようにしてください。
落ちにくい場合は、中性洗剤を水にとかして、それを付けてふきとってください。
日光により、旗は退色します。難しい場合が多いかとはおもいますが、なるべく直射日光をさけていただくと、ある程度退色を防げます。また、使わないときは屋内にて保管していただくと、よりいっそう長くつかっていただけます。
しわになってしまった場合は、アイロンが使えます。旗が乾燥した状態のときに、低温で、さらに当て布をして、ゆっくりとアイロンをかけてください。スチームは使わないでください。
綿生地の場合
(金巾、天竺、シャークスキン、カツラギ等)
綿の素材は、染色の仕方によって、お手入れの方法が変わってきます。