フラッグを直訳すれば旗となりますが、こちらでご紹介する物はもっと原始的な紋章や象徴に近いものとなります。現代におきましては、装飾や宣伝告知用に使用する目的でオリジナル作成されることが多くなっております。
オリジナルフラッグの形状は多種多様であり、目的に応じて様々な物が製作されます。一般的な長方形はもちろん、ホームベース型、山型、ギザギザの波型など、様々な形で作成されております。
フラッグの仕様は設置の関係上、棒袋仕立てにすることが多くなります。上辺を筒状に縫製し、専用のポールを差し込んで固定します。この他、紐を通して設置する場合、もしくは棒袋仕立てには加工せず、スリットの入った専用パイプを用いて、設置する方法もございます。環境や好みに合わせてお選び下さい。
フラッグのオリジナル制作を行う際、使用される生地にはお安いものから、品質重視のもの、豊かな表現が出来るものまで様々ございます。これらは設置環境や目的に応じて、ベストの物が選ばれます。
低コスト作成が可能なテトロンポンジは、薄くて軽いため、裏抜け率が高いポリエステル生地です。フルカラーでのデザイン表現もでき、自由なオリジナル制作が行えます。短期間のイベントなどで活用される装飾フラッグに最適な素材です。
様々な面でバランスの良さを感じるポリエステル製のテトロントロピカルは、ポンジに比べて耐久性に優れており、イベントはもちろん、オープニングセール、バーゲンなどの販促、装飾フラッグなどに活用しやすい生地の一つです。
中心に遮光素材を挟んだスエードで、ポリエステル製であっても裏抜けはせず、表面・裏面に別々のデザインをプリントすることが出来ます。商店街やショッピングモールなどで、効率の良い宣伝を行う、装飾フラッグ向きです。
純和風のフラッグ作成をお望みなら天竺木綿をオススメします。やや薄手でありながらも耐久性もある素材で、古くから様々な形で人類の生活に関わってきました。お茶屋さんや着物屋さんなどで使う、純和風な店舗装飾の素材にいかがですか?
シャークスキンは独特の触感がある綿生地で、さらり滑るような感じがします。天竺木綿に比べて厚手なので、より耐久性を求める場面で使用して頂きたいフラッグ素材です。屋内に設置される長期間の宣伝や装飾向きの生地です。
がよく注文されるサイズです。
がよく注文されるサイズです。
オリジナルフラッグのサイズには特に決まりがございません。お客様が設置を考えるスペース内に収まり、なおかつ装飾として、効率の良い活躍が出来る大きさをお考え頂けましたら幸いです。
なお、通常であれば、フラッグは専用のパイプにて設置されます。このパイプには、設置面に吸盤が取り付けられており、通り沿いのウィンドーに貼り付けて、使用することができます。なお、こちらを使用する場合には、最適なサイズがございます。横30cmを基準とし、縦に40〜60cmほどがベストな大きさです。
フラッグは使用される生地やデザイン内容に応じて、最適な製法を選びます。こちらでは各種印刷方法をご紹介します。プリントから逆算した生地選び、オリジナル作成などの参考になれば幸いです。
色数を気にすること無く、フルカラーで美しいフラッグを制作する際に使用される印刷方法です。少数枚数でも、格安価格で作成可能です。インクジェットプリントは、化繊生地にのみ使用できる製法となっております。
スクリーン印刷は、1色に1版の製版を行う製法です。大量枚数のオリジナル製作に強く、枚数が増える程、1枚あたりの単価が安くなります。イベントなどで大量に使用するフラッグ作成に最適です。
生地を内部から染め上げる製法であり、裏面からもデザインが見えます。また、高い耐水性と耐光性がある印刷方法で洗濯も行えるため、汚れる可能性のある環境で使用するオリジナルフラッグにもオススメです。
顔料プリントは、顔料インクを使用し、デザイン表現を行います。生地の上にインクを乗せて印刷するため、細かな線の表現も可能ですが、裏抜けはしません。また、反応染めに比べ、安価でフラッグが作成できます。